神津島リベンジ
賀寿丸の日帰り渡船でタダナエのカドへ。
潮流と海流の話。
シーカヤックの本やブログなどを読んで知り、そして体験したこと。
シーカッヤカーにとっては常識なのかもしれない。。。
離島、特に伊豆諸島の潮の流れは、月や太陽の引力による「潮流」よりも、地球の自転によって起こる「海流」の影響を強く受ける。
本土の地磯の場合、海水は地続きの日本列島や大陸で塞き止められるので、潮汐の影響が強くなる。
ところが神子元島など、本土から離れた場所では、黒潮や黒潮分流が差し込んでくると、潮汐の影響がかき消される。
潮汐表で大潮の下げであっても、下げ方向の潮が全く流れず、方向がねじまげられたり海流とぶつかって緩んだりする。
今回、神津島の潮汐表はこんな感じだったが…
実際は、朝から帰るまで一方向に強く流れっぱなしでした。
黒潮の流れを予測するサイト
サイトの過去ログを見ると、こんな感じ。
南・八丈島の西沖あたりから、東伊豆方向に強烈な黒潮本流が流れています。
ちなみに前回、神津島を訪れた時はもっと強い黒潮のど真ん中でした。
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