神津島
今年初の遠征は神津島だ。
先々週の予定が、風が強くてフェリーさえ欠航になりそうな天候だったので延期し、梅雨明け後になった。
3連休の最終日の出発で1泊2日・ブリット君とサーフ番長と3人での遠征。
連休中なので渋滞する可能性を考え、朝4時前に湘南を出る。
途中で事故を見かけたり、渋滞になりそうなところもあったが、8時前、スムーズに下田に到着。
9時過ぎの神新汽船に乗り、11時過ぎには島へ到着した。
宿は渡船屋・大明丸の大松さんを利用。
大松さんの宿へ行き、レンタカーを借りる。
レンタカーは佐々木自動車(0499-28-0818)というところで24時間5,000円で借りることができた。
1日目はこのレンタカーで地磯へ行く。
神津島は周囲をほぼ絶壁で囲まれており、行ける磯が少ない。
少々向かい風が心配であったが、「灯台下」という一級地磯へ向かう。
灯台下への道はかなり険しいという情報だったが、実際行ってみたらたいしたことはなかった。
道もわりあいと整備されており、高低差がある(40m〜ほど)だけだ。
ただし、先端の磯へは渡船利用するか、千両池と呼ばれる潮溜まりを泳ぐしかない。
とりあえず先端までいかなくても釣り座があるので、入り易いところへ。
事前に考えていたよりも足場が高い所が多く、ルアー釣りが可能な場所はかなり限定される。
日没直前まで3人で投げつづけたが、アカエソばかりが釣れるのみであった。
ブリット君の釣ったアカエソに大物が食らい付いたが何かわからなかったらしい。
翌日は風が強くなりそうだったので渡船を利用することにした。
ちなみに神津島の渡船にはルールがあり、6時から渡礁可能である。
磯割りもあるので、乗りたい磯がある場合は事前に確認が必要だ。
船まで送ってもらう車の中でおかみさんに状況を聞いた。
カンパチは? 「いない」
ヒラマサは? 「いない」
ワラサは? 「いない」
「釣れてるのはメジナだけ」
という返事だった。
「青物狙いで…お任せします」と伝えると、
「今厳しいぞ。それらしき場所へ降ろしてやる」と言われる。
船長にお任せで降りたのは、タダナエのエボシ。
タダナエの中で最も水深があり、一度は乗ってみたかった磯だった。
エボシから本島方面を望む
ジグを沈めてみる。
船を着けたヒラダンに近い方は水深30mくらい。
先端へ行って沈めると40〜50mくらいある。深過ぎてよくわからない。
100g程度のジグでもシャクっているうちに、ほぼ垂直になってしまう。
普段は100g以上のジグをシャクる機会があまりない。
慣れてないので疲れる。
潮は、黒潮ど真ん中の沖磯だけあって、超ドクリア。
すごい下のほうのハエ根まで見える。たぶん10m以上下だ。
ちょうど渡礁した頃合いが潮止まりだったので、大松さんに作ってもらったオニギリをサーフ番長と食べていると、船着場の方から悲鳴が聞こえてきたw
行ってみると、ブリット君がキメジと格闘している。見た感じ4kgは無い…まあたいしたこと無いんだけどオフショア経験の無いブリット君は相当にテンパっていた。落ち着かせて、ギャフ入れ。
3kgのキメジでした。
チャンス到来ってことで、ハルシコ130(40g)を投げまくると、ほどなくして水柱が立った。
同じくらいのキメジがヒット。
メジなんでドラグをゆるく…ファーストランを躱せば、どうとうことは無い。
なんなく寄せて、ギャフを持ったサーフ番長がやってくるのが見えたが、メンドウ臭いので抜き上げ。
ドッボーーーン
キメジは皮一枚で掛かってたようで、その皮が切れてしまいました。
モッタイナイ。。。
気を取り直して、投げまくっていると、また水柱が!
でも全然引かないヒラソーダでした。
その後も3人で11時まで投げまくったが、結局はこの3ヒットで終ってしまった。
潮が早くなってくると、110gのジグでも底が取れない。
(それより重たいジグは持ってなかった)
結果は残念なことになってしまったが、非常にポテンシャルのある磯なんじゃないかと感じた。
また来たい!
フェリー乗り場までの車の中で船頭に色々と話を聞いた。
磯からカンパチを狙う時はPE4~5号、リーダーはナイロン20号だそうな。
そして、ものすごい何でも釣れるルアーがあるらしい。
船に寄り道して、そのルアーを見せてくれた。
マリアのザ・ファースト14cm(シンキング)。
もーボロボロですね。
これで、5〜10kgのカンパチから20kgのキメジまで釣ったらしい。
スゲェ。
シーズンは9月終わりから10月が一番良いとのことなので、その時期になったらリベンジに行こう!
Daiwa Seahawk SJ97H
Daiwa Seagate 4000H
PE 54lb Leader ナイロン60lb
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