2011年04月07日
南紀遠征!
「ロケッティアマスター」でお世話になった………
イカ係長こと広川さんのブログを見ていると、
紀伊半島でメジロ(ワラサ)やヒラスズキがいい感じに釣れているっぽい。
彼はエギング以外の釣りも巧いので、彼と同じように釣れるとは思ってはいないけど…
昨年も3〜4月に和歌山遠征のタイミングを伺っていたのだが、体調や仕事の都合で実現しなかった。
今年もうかうかしてるうちに4月になってしまったが、
先の震災復興費用を拠出する為とかで、
土日祝日高速道路1000円の割引も6月あたりで終わってしまうらしい。
そんな事情に背中を押されて、遠征を決めた。
何人かで行きたいところだが、和歌山まで片道8〜9時間の道のりを日帰りでというわけにはいかず、
到底スケジュールの調整など無理。
今年は、思い立って決めたら、そのスケジュールで行く事にしようと思う。
タイミングを合わせても天候条件等、なかなかすぐには行けない。
あまりグズグズしていると昨年の神津島遠征のように、タイミングを外してしまう。
車中泊で安く済ませることも考えて、一人で行く事にした。
神奈川・湘南の自宅を19時に出て、串本の潮岬に4/7 翌朝4時に到着。
地元のツイッターフォロワーさんから、前日の釣果を教えてもらった。
多くはないが、「まだ」魚は居るみたいだ。
とりあえず…一度来た事のある、マキ崎へ向かったが、既に車が2台あった。
釣り場の収容人数がどのくらいであったか記憶がおぼろげである…
ここを諦め、おなじみの?クレ崎に向かった。

この岬の磯全体がクレ崎と呼ばれており、その先端がトバナ。
反対側に面した少し奥まった場所が赤崎と呼ばれているようである。

空が明るみ始めていたので、トバナは人がいるだろう…そう思って、反対側の赤崎に入った。
着いてみると無風…だがときおり大きなウネリが来る。
しばらくして、見覚えのあるカゴ釣りのオヤジが来た。
何年も毎日のように来ているに違いない。
居着きのオヤジだw
オヤジいわく…
「地震の後、釣りに来る人が激減した。最近は黒潮が離れてしまって青物は全然上がっていない」
とのことだった。
オヤジによると磯全体に全然人が居ないというので、トバナへ行ってみると驚いたことに誰もいない。。。
早速釣りを始めたが、すぐに漁師が来て、目の前の磯に沿って刺し網を入れられ…終了
そこで…
近くのスーパーマリオみたいな地形の磯に移動。
磯の入り方がイマイチわからなかったが、強引に岩をよじ登って前進。

サラシが常に出てるような、先端もそこそこ水深のある(といっても伊豆の基準じゃ浅いけど…)いい感じの磯でしたが、
いかんせん凪過ぎ。
良さげなポイントを隈無く撃ってみたけど×
さらにすぐ近くのゴロタ磯へ行ったみたけど、やはり状況は同じでこちらはサラシが無いと全くダメそうな感じ。
特に水深が浅い感じなのでベタ凪ぎじゃフイッシュイーターの類いは入って来ないだろう。
明日は風が吹く予報なので、明日狙ってみることにした。
…というわけでやってきました。
3年前に2発ブチ切られた実績の磯。

手持ちの航空写真ガイド本にも掲載されていないので、名前もわからない磯。
しかもその時はベタ凪ぎだったにも関わらず、魚を2度掛けて、一度はヒラスズキのチェイスも見ている。
しかしここも無反応。
ここで、ツイッターにアップした地元の磯の写真に反応した関西在住の方が、
主だったポイントを教えてくれた。
色々考えた末に、まだ行ったことの無いメジャーポイントへ。
空撮ガイドで一応入り方はチェックしていたが、
朝暗いうちは危ないから、明日朝の下見も兼ねて入った。
夕方4時、沖から少し風が吹き出し波っけが出てきた。
少し沖にいい感じのシモリがあり、足下からサラシが伸びている。
このへんの磯の中では潮通しもよく、水深も「わりあいに」ある磯だった。
サラシにミノーを通し続けていると7投目あたりだったか、コツンとバイト。


ジップベイツ ZBL(ザブラ) システムミノー 139F
あまり引かない魚だったが、手前に寄せたところで潜りだした。
リーダーが岩の凹みにズルズルと擦れている音が聞こえる。
少し焦ったがフロロ60ポンド、余裕で耐えた。
80cm、ちょっとスリムな4.5kgのメジロ(ワラサ)
伊豆のショアではなかなか出ないサイズ。
こんなにあっけなく出るものなのか?
後日、聞いたら70cmはともかく80cmはそんなに多くは出ないらしい。
でも、確実に伊豆よりアベレージがデカいのは間違いないと思う。
伊豆(特に地磯)では運が良くてもなかなか釣れないサイズ。
南紀、羨ましい限りだ。
この後、飛距離の出るポップクイーンで沖を攻めたがダメだった。
時間が無いのでジグは投げなかった。
暗くなってきたので1日目終了。
南紀にも伊豆と同じように、変人岬wがあった。

ここは海岸線より少し高くなっているので、津波の心配も無さそうなのでここで車中泊をすることにした。
途中、道の駅「いのぶーたんらんど」でトイレに入ると、津波に関する防災情報が張り紙してあった。
それによると、東南海地震が起きた場合、津波の到達時間は串本で8分らしい。
まず、逃げられない
ていうか、沖磯や潮岬のクレ崎に居たら、もう祈るしかありませんね
風の強まる音を聞きながら、眠りについた。

翌日2時頃、目が覚める。
家を出た時の予報では「大荒れステージ」は3日目の筈だったが、
既にかなりの風が吹いてきている。
天気予報図とにらめっこした結果、できるだけ西のほうへ行ったほうが良いのではないか?
と思い、田辺方面へ車を走らせる。

荒れているので朝イチは行ったことのある磯へ入ることにし、
夜中の内に波の高さを確かめる。
行けそうだ! と思ったが、いざ、夜明けになり行ってみると、ウネリが高くなってしまっていて先端を攻めれない。
天候が悪くなりつつあったので、串本方面へ向かいつつ風裏で出来る場所を撃つことにした。
教わったヒラスズキのポイントをランガンしながら、1日目に下見したゴロタ磯に到着。
疲れたので昼寝をしていると、またツイッターで情報が。
昨日のスーパーマリオ磯で知り合いが釣ったばかりだという。
スーパーマリオ磯まで1分のところにいたが、人が撃ったばかりのポイントも嫌なので、
予定どおりゴロタ磯に入ることにした。

ちょうど干潮のタイミングで、ウェーダーでもかなり先端までいける。

常にサラシが出ていて流れも少々ありそうな場所がヒラスズキの出る条件である。
なんとか先端へ行って、サラシの中を撃つ。

すさみ方面を見ると、雨が降っていて白く霞んでいる。
ポツポツと雨つぶが降ってきた。やばい!
そんなタイミングで釣れた。
ヒラスズキ。42cm、続いて60cm。

本当にギリギリのタイミングで、釣れた。
今回の遠征、なんとか目的を達成した
帰って食べてみたら、このメジロ(ワラサ)非常に脂が乗っていて旨かった。
これまでのナンバーワンではなかろうか?
遠征データ
走行距離1350km ガソリン98.2L 15000円 高速代4550円
高速道路料金内訳
往路:沼津→紀勢大内山 3,550円(ETC深夜割引50%)
復路:紀勢大内山→秦野中井 1,000円(土日祝日割引)
イカ係長こと広川さんのブログを見ていると、
紀伊半島でメジロ(ワラサ)やヒラスズキがいい感じに釣れているっぽい。
彼はエギング以外の釣りも巧いので、彼と同じように釣れるとは思ってはいないけど…
昨年も3〜4月に和歌山遠征のタイミングを伺っていたのだが、体調や仕事の都合で実現しなかった。
今年もうかうかしてるうちに4月になってしまったが、
先の震災復興費用を拠出する為とかで、
土日祝日高速道路1000円の割引も6月あたりで終わってしまうらしい。
そんな事情に背中を押されて、遠征を決めた。
何人かで行きたいところだが、和歌山まで片道8〜9時間の道のりを日帰りでというわけにはいかず、
到底スケジュールの調整など無理。
今年は、思い立って決めたら、そのスケジュールで行く事にしようと思う。
タイミングを合わせても天候条件等、なかなかすぐには行けない。
あまりグズグズしていると昨年の神津島遠征のように、タイミングを外してしまう。
車中泊で安く済ませることも考えて、一人で行く事にした。
神奈川・湘南の自宅を19時に出て、串本の潮岬に4/7 翌朝4時に到着。
地元のツイッターフォロワーさんから、前日の釣果を教えてもらった。
多くはないが、「まだ」魚は居るみたいだ。
とりあえず…一度来た事のある、マキ崎へ向かったが、既に車が2台あった。
釣り場の収容人数がどのくらいであったか記憶がおぼろげである…
ここを諦め、おなじみの?クレ崎に向かった。
この岬の磯全体がクレ崎と呼ばれており、その先端がトバナ。
反対側に面した少し奥まった場所が赤崎と呼ばれているようである。
空が明るみ始めていたので、トバナは人がいるだろう…そう思って、反対側の赤崎に入った。
着いてみると無風…だがときおり大きなウネリが来る。
しばらくして、見覚えのあるカゴ釣りのオヤジが来た。
何年も毎日のように来ているに違いない。
居着きのオヤジだw
オヤジいわく…
「地震の後、釣りに来る人が激減した。最近は黒潮が離れてしまって青物は全然上がっていない」
とのことだった。
オヤジによると磯全体に全然人が居ないというので、トバナへ行ってみると驚いたことに誰もいない。。。
早速釣りを始めたが、すぐに漁師が来て、目の前の磯に沿って刺し網を入れられ…終了

そこで…
近くのスーパーマリオみたいな地形の磯に移動。
磯の入り方がイマイチわからなかったが、強引に岩をよじ登って前進。

サラシが常に出てるような、先端もそこそこ水深のある(といっても伊豆の基準じゃ浅いけど…)いい感じの磯でしたが、
いかんせん凪過ぎ。
良さげなポイントを隈無く撃ってみたけど×
さらにすぐ近くのゴロタ磯へ行ったみたけど、やはり状況は同じでこちらはサラシが無いと全くダメそうな感じ。
特に水深が浅い感じなのでベタ凪ぎじゃフイッシュイーターの類いは入って来ないだろう。
明日は風が吹く予報なので、明日狙ってみることにした。
…というわけでやってきました。
3年前に2発ブチ切られた実績の磯。

手持ちの航空写真ガイド本にも掲載されていないので、名前もわからない磯。
しかもその時はベタ凪ぎだったにも関わらず、魚を2度掛けて、一度はヒラスズキのチェイスも見ている。
しかしここも無反応。
ここで、ツイッターにアップした地元の磯の写真に反応した関西在住の方が、
主だったポイントを教えてくれた。
色々考えた末に、まだ行ったことの無いメジャーポイントへ。
空撮ガイドで一応入り方はチェックしていたが、
朝暗いうちは危ないから、明日朝の下見も兼ねて入った。
夕方4時、沖から少し風が吹き出し波っけが出てきた。
少し沖にいい感じのシモリがあり、足下からサラシが伸びている。
このへんの磯の中では潮通しもよく、水深も「わりあいに」ある磯だった。
サラシにミノーを通し続けていると7投目あたりだったか、コツンとバイト。

ジップベイツ ZBL(ザブラ) システムミノー 139F
あまり引かない魚だったが、手前に寄せたところで潜りだした。
リーダーが岩の凹みにズルズルと擦れている音が聞こえる。
少し焦ったがフロロ60ポンド、余裕で耐えた。
80cm、ちょっとスリムな4.5kgのメジロ(ワラサ)
伊豆のショアではなかなか出ないサイズ。
こんなにあっけなく出るものなのか?
後日、聞いたら70cmはともかく80cmはそんなに多くは出ないらしい。
でも、確実に伊豆よりアベレージがデカいのは間違いないと思う。
伊豆(特に地磯)では運が良くてもなかなか釣れないサイズ。
南紀、羨ましい限りだ。
この後、飛距離の出るポップクイーンで沖を攻めたがダメだった。
時間が無いのでジグは投げなかった。
暗くなってきたので1日目終了。
南紀にも伊豆と同じように、変人岬wがあった。

ここは海岸線より少し高くなっているので、津波の心配も無さそうなのでここで車中泊をすることにした。
途中、道の駅「いのぶーたんらんど」でトイレに入ると、津波に関する防災情報が張り紙してあった。
それによると、東南海地震が起きた場合、津波の到達時間は串本で8分らしい。
まず、逃げられない

ていうか、沖磯や潮岬のクレ崎に居たら、もう祈るしかありませんね

風の強まる音を聞きながら、眠りについた。

翌日2時頃、目が覚める。
家を出た時の予報では「大荒れステージ」は3日目の筈だったが、
既にかなりの風が吹いてきている。
天気予報図とにらめっこした結果、できるだけ西のほうへ行ったほうが良いのではないか?
と思い、田辺方面へ車を走らせる。
荒れているので朝イチは行ったことのある磯へ入ることにし、
夜中の内に波の高さを確かめる。
行けそうだ! と思ったが、いざ、夜明けになり行ってみると、ウネリが高くなってしまっていて先端を攻めれない。
天候が悪くなりつつあったので、串本方面へ向かいつつ風裏で出来る場所を撃つことにした。
教わったヒラスズキのポイントをランガンしながら、1日目に下見したゴロタ磯に到着。
疲れたので昼寝をしていると、またツイッターで情報が。
昨日のスーパーマリオ磯で知り合いが釣ったばかりだという。
スーパーマリオ磯まで1分のところにいたが、人が撃ったばかりのポイントも嫌なので、
予定どおりゴロタ磯に入ることにした。

ちょうど干潮のタイミングで、ウェーダーでもかなり先端までいける。

常にサラシが出ていて流れも少々ありそうな場所がヒラスズキの出る条件である。
なんとか先端へ行って、サラシの中を撃つ。
すさみ方面を見ると、雨が降っていて白く霞んでいる。
ポツポツと雨つぶが降ってきた。やばい!
そんなタイミングで釣れた。
ヒラスズキ。42cm、続いて60cm。
本当にギリギリのタイミングで、釣れた。
今回の遠征、なんとか目的を達成した

帰って食べてみたら、このメジロ(ワラサ)非常に脂が乗っていて旨かった。
これまでのナンバーワンではなかろうか?
遠征データ
走行距離1350km ガソリン98.2L 15000円 高速代4550円
高速道路料金内訳
往路:沼津→紀勢大内山 3,550円(ETC深夜割引50%)
復路:紀勢大内山→秦野中井 1,000円(土日祝日割引)
2009年09月11日
南紀 小石の鼻
9/11 小石の鼻
和歌山県・南紀の超一級磯、小石の鼻。

神戸でシーバスのロケがあったのでその帰りに和歌山〜三重を回ることとなった。
先端へ行くルートがわからず、間違って険しいルートに入ってしまった。

断崖絶壁にロープ(というよりも電線だったけど)が打ってあり、大変な思いで先端へ。
ここは正規ルートで行っても駐車場からの急斜面の下りがものすごいキツい。
山道といっても岩の間を下るという感じ。
駐車場から急げば20〜25分くらいで先端に到着。
正規ルート?で行ってもロープが一カ所あるので、両手を使えるようにして行く。

磯はちょい投げで水深30m、遠投で水深40mくらいある感じ。
潮が早くてだいたいの水深しかわからなかった。
神戸でも、淡路島でも全く青物を見なかったが、ここでも完全に沈黙だった。
駐車場で地元も人が4kgくらいのカツオが回っていることがあると話していたが、ダツがかかったのみ。
ROD : Seahawk SJ97MH(Daiwa )
REEL : SEAGATE 4000H(Daiwa )
LINE : 35LB
LEADER : 50LB
和歌山県・南紀の超一級磯、小石の鼻。

神戸でシーバスのロケがあったのでその帰りに和歌山〜三重を回ることとなった。
先端へ行くルートがわからず、間違って険しいルートに入ってしまった。

断崖絶壁にロープ(というよりも電線だったけど)が打ってあり、大変な思いで先端へ。
ここは正規ルートで行っても駐車場からの急斜面の下りがものすごいキツい。
山道といっても岩の間を下るという感じ。
駐車場から急げば20〜25分くらいで先端に到着。
正規ルート?で行ってもロープが一カ所あるので、両手を使えるようにして行く。

磯はちょい投げで水深30m、遠投で水深40mくらいある感じ。
潮が早くてだいたいの水深しかわからなかった。
神戸でも、淡路島でも全く青物を見なかったが、ここでも完全に沈黙だった。
駐車場で地元も人が4kgくらいのカツオが回っていることがあると話していたが、ダツがかかったのみ。
ROD : Seahawk SJ97MH(Daiwa )
REEL : SEAGATE 4000H(Daiwa )
LINE : 35LB
LEADER : 50LB